チェコと聞いて思い浮かぶのはプラハだと思います。
自分自身もそうだった昔。でも今回の旅はすでに観光客がたくさん来るような場所ではなく、日本人が普段いかないような場所を中心に行ってきました。
そもそもチェコ親善アンバサダーって何?という人はこちらからどうぞ。
今回の旅の経路
ヨゼフ・ラダの故郷フルシツェ
チェコで知らない人はいない有名な絵本作家/イラストレーターとして活躍したヨゼフ・ラダ博物館へ。
その中でも有名なキャラクター「黒ねこミケシュ」は黒猫好きで会社のロゴにもしてしまうぐらいの自分には嬉しい空間。
チェコなのに日本語の絵本あるのなんかいい。#フルシェツ #チェコへ行こう pic.twitter.com/kk3EoaxRWB
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 3, 2019
フルシツェ(HRUSICE)では「黒ねこミケシュの冒険」で有名な絵本作家やイラストレータとして活躍したヨゼフ・ラダ(Josef Lada)の博物館へ。
絵本はこんな表紙です。見たことありますか?
博物館にもチェコ語の絵本の中、1つだけ日本語のこの本が飾られていました。
見所たくさんの街クトナーホラ
「クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂」で登録された世界遺産のバルバラ教会。
なんと途中休んだりもしながら600年かけて完成したとか。
天井にあるのは当時のスポンサーたちのエンブレム。#クトナーホラ #チェコへ行こう pic.twitter.com/AXoAldlLdz
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 3, 2019
元造幣局だったイタリアンコートという建物では事前に予約したら当時の格好でコインを作らせてもらえる。
併設する礼拝堂にはミュシャのお弟子さんたちの絵ががあるのでミュシャ好きにおススメな場所。
観光局のお姉さん美人だった何故かサングラスもらった。#クトナーホラ #チェコへ行こう pic.twitter.com/3phd7U5HmF
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 4, 2019
「クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂」で登録された世界遺産の聖母マリア大聖堂のほうはこちら。
700年前から残っている教会としてはチェコ最大なそうな。
ザ・シンプルという感じで、屋根裏部屋みたいなところ入れます。#クトナーホラ #チェコへ行こう pic.twitter.com/ubNSydWxzn
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 4, 2019
クトナーホラ(Kutná Hora)は見所たくさん。
「クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂」という名前で1995年に街の中心部が世界遺産に登録されています。
今回は、聖バルボラ協会、現代美術館GASK、セドレツ納骨堂、聖母マリア大聖堂、イタリアンコートへ。
1日で回ろうと思えば回れますが、街もかわいく2日とっていてもいいのかなという印象。
出来立てほやほやの世界遺産クラドルビナドラベム
世界遺産の馬?!
2019年に登録されたばかりのチェコの世界遺産。
「クラドルビ・ナト・ラベムの儀礼用馬車馬の繁殖・訓練の景観」
馬好きにはたまらないのどかな田舎町のスポット。馬車博物館も併設されていて馬ソリなんかも見れます。#チェコへ行こう #クラドルビナトラベム pic.twitter.com/02nVohqgik
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 5, 2019
クラドルビ・ナド・ラベム(Kladruby nad Labem)は2019年に「クラドルビ・ナド・ラベムにおける儀式用馬車馬の繁殖と訓練の景観」が世界遺産として認定された場所。
欧州最古の馬飼育場の一つで、チェコ最古の馬の品種保護地だとか。
現在は騎手の専門学校も併設されており、学生の姿もちらほらみかけました。
世界遺産に登録されたばかりなのでまだ情報が少ないですが、見学に行くときは予約してからがオススメです。
日本語での情報は現状こちらが一番詳しく載っています。
ジンジャーブレッドや旧市街のかわいいパルドゥビツェ
チェコの伝統菓子ジンジャーブレッドの老舗、パルドゥビツェにあるヤノシュさんの工房へ。
数々のコンテストで優勝して業界で1番有名とされるヤノシュさんの蝶ネクタイはまさかのジンジャーブレッドです。
特別な製法なので10年前のモノでも食べれるというから驚き。(ほんとかな)#チェコへ行こう pic.twitter.com/5VdyYqjL9t
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 5, 2019
観光局のお姉さんは美人ばっかり。
ということでチェコは東ボヘミア地方のパルドゥビツェ旧市街&お城へ。
旧市街にあるグリーンタワーからの景色はもちろん素敵ですが、そこからクルマでちょっと行った高台の上のお城はもっと素敵。
あまり知られていない素敵スポット。#チェコへ行こう pic.twitter.com/gtnPL3niU2
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 5, 2019
パルドゥビツェ(Pardubice)ではチェコの伝統的なお菓子「ジンジャーブレッド(ペルニーク)」業界で一番有名なヤノシュさんの工房にてアイシングでジンジャーブレッドに柄をつけたり、旧市街をぶらりと散歩してグリーンタワーに登ったり。
街からクルマでちょっといったところにあるお城も最高なポイントの1つ。
最新ボブスレーアトラクションが最高のドルニーモラヴァ
今回チェコプレスツアーで事前に行きたいとリクエストしていたスカイウォークへ。
もちろんスカイウォークは大満足なんですが3週間前に出来たばっかりの全長3kmで最大時速50kmのボブスレーとか、巨大マンモスの鼻が滑り台になってる遊具とか、いったん最高すぎた。 #チェコへ行こう pic.twitter.com/E0Mm8leqWv
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 6, 2019
「ドルニーモラヴァ(Dolni Morava)でスカイウォークを体験したい!」ということを事前に伝えており、今回は旅程に組み込んでいただきました。
冬はスキー場の場所にある施設。
スカイウォーク目的で行ったのにも関わらずなんと3週間前に新しいアトラクションの全長3kmのボブスレーができていてそちらも体験。
正直スカイウォークより楽しかったのはここだけの話。
チェコ第三の都市オストラヴァ
工場好き、廃墟好きにはたまらない場所をオストラヴァで発見。なんだここは。
世界遺産ではないからなのか全然観光地として日本人に知られてないし地球の歩き方にはページすらなかった場所。
象みたいなやつもいた。
まるで映画の世界。#チェコへ行こう #オストラヴァ pic.twitter.com/j2pmYAFLe1
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 6, 2019
オストラヴァ(Ostrava)はかつて石炭の採掘で栄えた工場都市。
あまり日本人には知られていませんが、この街にきた人は是非ともヴィートコヴィツェ製鉄所を見に行ってほしいです。
廃墟といっていいのかわかりませんが、工場の跡地が廃墟好き/工場好きを満足させまくる場所でした。
1人の会社創業者の影響力の大きさがすごい街ズリーン
世界でも超有名なチェコ発祥の靴会社の創設者Bata。
移動時間を短縮するため機能的なオフィスを目指した結果、社長室をエレベーターにしてしまった人。
ズリーンという街がBataを中心に発展してきたことが面白いほどわかる街でした。#チェコへ行こう #ズリーン pic.twitter.com/b4tBKzuPMP
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 8, 2019
元々は靴の会社だったのに自社広告映像を作るために映像会社を立ち上げ、今ではチェコでも有名な豚のアニメを作っているアニメーションスタジオへ。
この豚のアニメ英語版でもいいからないかな。
スタジオでは実際に粘土で数秒間のアニメーションを作らせてもらいました。#チェコへ行こう #ズリーン pic.twitter.com/LbU6U5tT2j
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 9, 2019
ズリーン(Zlín)は靴会社を創業させたトーマシュ・バチャ(Tomáš Baťa)が発展させたと言っても過言ではない街。
エレベータに設置された社長室をはじめ、Bataが設計した街並みや、靴屋を宣伝するために作ったアニメーションスタジオなど、本当に1人の人間が、1つの会社がここまでやったのかと感動。
アニメーションスタジオではオリジナルのモーションアニメを作成。
チェコ第2の都市ブルノ
ズリーンからブルノへの道中、チェコではもう2箇所しか残っていないといわれている伝統的な藍染工房へ。
代々受け継がれる技術。
白色の生地に糊をつけ藍色に染めてから糊を落とす。
最初見たとき藍色の生地に白で着色してるのかと思った。#チェコへ行こう #ストラージュニツェ pic.twitter.com/iwEpglNAEZ
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 9, 2019
チェコ第2の街ブルノ。
みんながみんな街のシンボルであるドラゴンと言い張るワニ🐊
地球の歩き方みたら「ドラゴン(ワニ)」って書いてたのはここだけの秘密。
街のいたるところに大きな彫刻が。ただこの彫刻いろいろと隠されたものが。
言われなきゃわからない秘密。#チェコへ行こう #ブルノ pic.twitter.com/zjOIJA4rjw
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 9, 2019
モラヴィア地方の中心都市であるブルノ(Brno)へ。
途中のストラージュニツェではBlue Print、藍染の工房に立ち寄り少しだけ見学。
ブルノには世界遺産にも登録された「トゥーゲントハット邸」を含めて有名な建造物が多数。
が、外観からしか見れず庭を含めて建物内の見学は要予約。この予約が数ヶ月前からしかとれないとかなんとか。
他にも彫刻が街の中にいくつかあり、その彫刻に隠された現地の人たちに聞かないとわからない秘密がとんでもなかった。
ワインの収穫祭が体験できるミクロフ
チェコの旅のベストシーズンは?
と聞かれたら今後は間違いなく「ブルチャークが飲める9月前半」と答えるようにします。
ワイン収穫祭が行われる時期にしか飲めない収穫後1週間後ぐらいの赤ちゃんワイン。
美味しすぎる。まるでジュース。
ミクロフの収穫祭も最高。#チェコへ行こう #ミクロフ pic.twitter.com/H4cMkoIVtE
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 8, 2019
ミクロフ(Mikulov)ではこの旅のハイライト「パーラヴァぶどう収穫祭(Palavske vinobrani)」へ。
3日間行われるこのお祭りはチェコの伝統的衣装や中世ヨーロッパの格好をした現地の人たちのパレード、とれたての葡萄でつくったブルチャークの屋台が並ぶ最高な空間。
が、あいにくの雨。
ただ雨にも負けずブルチャークひたすらいただきました。本当に美味しい。
ブルチャークは収穫から5-7日ぐらいしかたっておらず扱いが非常に難しくこの時期限定なのだとか。1杯100円ぐらいで飲めました。
中世の街並みでかつ多数のワイナリーがあるズノイモ
チェコはズノイモにあるわりと気が狂ってる乗り物「ワインバス」。
グラスが車内で配られ7つのワイナリーを巡りながらただひたすら飲みまくるバスツアー。
もちろん車内での飲酒もokなので終盤になると勝手にみんな仲良くなっているそんな時間過ごせます。#チェコへ行こう #ズノイモ pic.twitter.com/6tn4gNB72H
— シャンディ |旅好き何でも屋 (@Shandy_Life) September 8, 2019
ズノイモ(Znojmo)はオーストリア国境に近い街。
この街で体験した衝撃的な観光バスが「ワインバス」。
ひたすらミクロフからのズノイモでワインを堪能。
もともとはチェコ=ビールの消費量が世界一!ということで、ビールを飲みにきていたはずなのに、気づけばワインというかブルチャーク三昧な毎日でした。
知られざるチェコの魅力をご紹介
今回のチェコアンバサダーによるプレスツアーで行った場所をまとめてツイートと共に紹介させていただきました。
それぞれの街、2-3日、なんなら1週間ずついても飽きない自信がある場所ばかりでした。
ガイドブックに載っていない街でも見所は本当にいっぱいあるんですね。
是非ともこれを見てチェコに興味をもった人は遊びに訪れてみてください!