移動が多い人はちょっと楽しいGoogle Maps Timeline
Googleマップはただの地図アプリではなく、いろいろな機能が実は付与されています。
訪れたスポットの写真や口コミの投稿数に応じてレベルが変わる「ローカルガイド」や、リアルタイムで現在地を共有する機能、そして今回紹介したい「ロケーション履歴」。
訪れた場所を自動的に記録してくれる「ロケーション履歴」をオンにしておくと、Google Maps Timelineから月に1度メールが届き、前月に訪れた都市数やスポット数、移動距離や、今年の移動は地球何周分かを教えてくれます。
訪問場所や移動手段別の距離と時間を表示するGoogleMapsTimeline
2022年5月の移動履歴として、GoogleMapsTimelineから来たメールです。
日本から出ていないので、訪問国は1カ国のみ。ただ地方創生案件等の関係で国内移動が多いため、42都市/147スポットを訪問しているというデータが。
歩いた距離は45km。1ヶ月と考えると1日あたりの移動距離が平均1.5kmしかないのはちょっとどうかと思いますね。歩く習慣もっとつけようという気になりました。
個人的に好きなデータが、画像3枚目にある年間での移動距離合計が、地球何周分にあたるのかというデータ。2022年は海外に行ってないため、国内だけで地球1周してしまうペースです。
過去の特徴的な月のロケーション履歴
ジョージアという東欧の国でコロナ初期のロックダウンに巻き込まれていたころ、自身が経営していたゲストハウス「Kakashi house(今はNinja houseに改名)」にこもっていたことが顕著にデータにあらわれています。
ロックダウンが緩和されたタイミングで、スーパーに行けるようになり、郊外の「トビリシモール」まで配車アプリを利用して移動していたため、徒歩の記録がないのも納得です。
画像は2021年の1月に送られたきた、2020年の1年間を通してのデータ。
3月後半にジョージアでロックダウンに巻き込まれ、8月に帰国するまでほぼ移動せずゲストハウスにこもって仕事をしていたため、徒歩を筆頭に移動していないことがわかります。
1年を通しての移動距離も地球1周分の63%と、すでに2022年5月の時点と同等の移動距離。
ノマドワーカーや旅が好きな人がなんとなく嬉しくなるGoogleMpasTimeline
わかってるんですが、なんとなく可視化されると嬉しくなるのがGoogleMapsTimelineの機能。
不要な人には本当に不要だし、興味ない人はまったく興味がないものだと思いますが、いわゆる移動が多い生活や、新しい場所にいくことが多い人は、なぜだか移動履歴のデータが好きな人が多い気がします。
ちなみに自分自身はデータサイエンティスト的なことをしていたこともある理系のため、自分の行動が数値化され、分析できることはとても楽しいです。
誰かに伝わるといいな、このマニアックな気持ち。