新しい働き方を手助けする「Lancers」
前回、ランサーズが働く場所にとらわれない暮らしを実現する環境としてオススメな理由を紹介しました。
ただ、やはり登録したり実際に仕事をもらうまでにはハードルがあると思うので、今回は実際にカテゴリごとにどんな仕事内容があるのか案件の例を踏まえて、副業をはじめようとしている初心者向けにご紹介していきます。
これから始める初心者に向けランサーズのカテゴリをご紹介
ランサーズのシステム開発・運用
まずは「システム開発・運用」の案件について。カテゴリの中にはさらに6ジャンルがありました。パッと見て技術がいりそうな名前が多く、実際に中を見てみても素人がいきなりできるものは少ないです。
Windowsアプリのプログラムを解析してwebシステムに移植する仕事だったり、フリマアプリの開発や自動でなにかを行う仕組みの構築などなど、「プログラミング勉強し始めました!」みたいな人は手が出せないような実務経験がないときつい仕事ばかりです。
特に最近はスマホのアプリ開発が多いように感じます。
その変わり報酬単価も高く、¥500万に設定されているような案件もありました。
ランサーズのWeb制作・Webデザイン
次に「web制作・webデザイン」の案件を見てみましょう。
web制作やネットショップ構築あたりは一朝一夕でできるものではありませんが、他のものは少しの知識で出来るものが多くありました。
もちろんその分、報酬単価は安くなりますが、技術がなくできるものは嬉しいですね。
例えばネットオークションへの出品作業手伝いなんかは1商品につき¥〇〇といった具合の値段設定で、簡単な写真加工の技術さえあればできるものでした。
またLP(訪問者が最初にアクセスするページ)制作案件が多く、最初に紹介したシステム構築と違い、知識と少しの実績があれば技術的なハードルはそこまでいらないので、「駆け出しエンジニア」「フリーランスはじめました」みたいな人は、このあたりの案件獲得を目標に技術を身に付けるのがいいのではないでしょうか。
ランサーズのデザイン制作
次に「デザイン制作」の案件。カテゴリ的にはwebデザインと異なり、実際の店舗で販売されるものや、印刷されるものがメインとなります。
案件としては企業やサービスのロゴ制作が多いです。単価はピンキリですが、スキルがいることもありライティング案件よりは割高に設定されています。
個人的には今後3Dモデル制作の仕事が増えると予想しているので、これからこのジャンルで仕事を獲得したい人はこのあたりのスキルを身に付けておくとよいでしょう。
ランサーズのライティング・ネーミング
続いて「ライティング・ネーミング」の案件です。
SNSで発信している人たちの中で「場所を選ばずに働いてるなぁ」と感じる人たちの中でも一番多いのがこのジャンル。
基本的にライターと呼ばれる職種の人たち、特にWebライターは時給換算よりも、1文字いくらの文字単価で仕事をうけます。
パッと案件を見ていただけで、1記事¥200の1,000文字以上という、文字単価¥0.2というものから、経験者優遇の¥1.87円といったものがありました。
特徴をもった個人より、まとめサイトなどの誰でも書ける量産系の記事執筆が多いのが特徴です。そもそも個人でライティングの仕事が来るような特徴がある人の場合は、もっと高単価で直接やりとりしてると思いますが。
ランサーズのタスク・作業
「タスク・作業」の案件はとにかくインターネットを使って稼ぐ経験をしてみたいと言う人にはオススメのジャンルです。
正直、キーボードが使えてITリテラシーがある人であればこなせる仕事が転がっています。もちろん誰でもできる分、仕事1つあたりの単価はかなり低いです。アンケート回答で1件¥5とか、¥30とかのものを見かけました。
「九州エリア在住者限定」「脱毛サービス利用経験者のみ」といった限定条件が増えると少し単価はあがりますので、ご自身にあった案件がないか定期的に巡回してみてもいいかと思います。
アンケート以外では、Excelへのデータ入力代行や、アパレル商品の梱包及び発送作業などもありました。
初心者向けにランサーズのカテゴリを解説(前編)
2020年5月時点でLancersに登録されている9カテゴリのうち5カテゴリを実際の案件例とともに紹介させていただきました。
残り4カテゴリ「写真・動画・ナレーション」「翻訳・通訳サービス」「事務・コンサル・専門職・その他」「営業・マーケティング・企画・広報」は別の記事にてご紹介させていただきます。
何度もしつこいですが、「まずは登録して実際にお金を稼いでみたい」という人は「タスク・作業」から始めることをオススメします!
なにごともやっているうちに見えてくるものがあるものですが、まずは動かないと何も始まりません。是非この機会に登録して案件を眺めてみてはいかがでしょうか。