現地集合ではじまる旅
旅人育成企画タビイクでモロッコプランを担当してきたのでその振り返り。
モロッコはカサブランカ空港に集合。現地集合、現地解散がタビイクの基本。
順番に到着してぎこちなくも挨拶を交わす参加者たち。軽くオリエンテーションと自己紹介をしてそこからマラケシュまでの移動方法を相談。
とりあえず集合写真。参加者が1人、飛行機遅延のため遅れて合流のため完全な集合写真ではないけど。トラブルは旅のつきもの。
初めて海外に来る人たちもいれば、海外は何回か行っているけど、アフリカ大陸がはじめてで怖かったためタビイクを利用した参加者まで。
年齢も性別も育った環境も違う初めましての人たちによって創り上げる旅。
もちろんタビイクの目的は「1人旅ができるようになること」だけど、どうせならその途中の過程も楽しまなくちゃね。
もちろん海外で切符を買うのも初めて。
行き先を告げてお金を支払う。クレジットカードが使えるって書いてるのに使えないなんてことは海外でのあるある。
無事に電車に乗り込み目的地へと向かう。
始まりましたタビイクモロッコプラン!
一癖も二癖もありそうなそれでいていい旅になりそうな予感しかいないメンバーたち。
空港での初めましての瞬間がやっぱり面白い!
全員揃ったところで、いざマラケシュへ。 #タビイクなう #タビカメ pic.twitter.com/Ppd136XXzG
— シャンディ@ジョージアでゲストハウス (@Shandy_Life) August 16, 2018
タビイクの様子
タビイクの醍醐味の1つ、3-4人に分かれてのグループ旅。
当日発表されるグループで、それぞれ話し合って旅にでて、夜に再び集合して、それぞれの旅についてのシェアをする。
1人で1日に体験できることを限られている。
それがグループ旅の後にそれぞれのグループ旅のシェアを行うことで、色々なことをまるで自分が体験したかのように感じることができる。
今回はマラケシュの街と、トドラ渓谷でそれぞれグループ旅を実施。
行った場所の感想から、買ったものや食べたもの、その値段や、そのときの感情までなんでもかんでもシェア。
現地の子供たちと遊んだり、
現地の格好に身を包んだり、
撮影会をしたり、
砂漠でラクダに乗りキャンプしたり、
現地の人たちと歌と踊りで楽しんだりと素敵な時間を過ごしました。
旅は自分たちで創り上げるもの。
これをどこまで実践できるかが本当に大事。自分から動かないと面白いことなんてなかなかやってこない。
それを理解して自分たちから楽しむために率先して動いてた参加者たちはさすがだなぁと関心。
参加者からの感想
怖い目にもあってやっぱここアフリカだなあって実感して帰りたくなる時もありました。でも、怖い目にあったからこそ、危ない所での過ごし方を学ぶことができ、そして親切な人のあたたかさをより感じることができたのだと思います。
モロッコの良いところと悪いところをこんなに体験することができた人達はこれまでにいないんじゃないかってくらい、両面を知れた日々でした!
英語も話せないし、コミュニケーション能力も乏しい私は1人じゃ何もできないんだなって実感した!でもタビイクだからこそ、モロッコに行きたいって思ったし、素敵なみんなに出会えて旅できたことが本当によかった!
モロッコからもみんなからも色々刺激を受けたし、学ぶことがたくさんあった!最後の最後までほんとにお世話になっちゃったけど、こんな私でも優しく接してくれるみんなが大好き!すごく楽しかった!本当にありがとう!
シャンディさん。
旅と人のことが本当に好きで、自分も語る人だけど、その分人の話もとことん聞いてくれる人だなって思った!
大人と少年のバランス間が好きで、任せるところは私たちに任せて、必要な時は助け舟を出してアドバイスくれて、旅人らしい無邪気さで私達を何度も笑わせてくれたりして、最高の引率でした!
旅に関して言ってきたことは、どれも学ぶことばっかりですごく響きました。これからも色んな話を聞きたいです!ありがとうございました!
タビイクモロッコプランを通して
今回のモロッコプランは犠牲祭というイスラム教の行事と重なったこともあり、通常時のモロッコを旅するよりもかなりハード。
宿やバスは埋まってとれないし、街の様子もなんだか不穏な感じ。
今回参加者はたまたま女性が多かったですが、犠牲祭の影響で狭い路地を刃物を持った血まみれの男性がウロウロしているのは男の僕でも恐怖を覚えた。
フォトジェニックの聖地シャウエン。朝から羊の断末魔が鳴り止まず、青の街の地面が赤く染まる唯一の日。そう、今日モロッコは犠牲祭。刃物を持った血まみれの成人男性が路地裏をウロウロしているのはわりと恐怖です。 #モロッコ pic.twitter.com/BOMuKY3nYK
— シャンディ@ジョージアでゲストハウス (@Shandy_Life) August 22, 2018
旅にトラブルはつきもの。とは言え、普段以上の色々なトラブルを経験できたのは、特に怪我や事故がなく終わった今となっては結果的にみんなにとっていい経験になったんじゃないかと。
タビイクについて参加を検討していて、詳細が聞きたい人はいつでも連絡ください。もしかしたらお得な情報をお伝えできるかもしれませんので。
Twitter:@shandy_life
Instagram:@shandy_photripper
おまけのシャウエン
青の街として知られるフォトジェニックの聖地シャウエン(正式名称はシェフシャウエン)。
タビイク解散後にちょっと寄ってきた。
本当に街中が青く、どこを切り取っても絵になる場所でした。
シャウエンの街が青い理由は諸説あるようで、夏の暑さを涼しげな青色で紛らわせるためとか、虫除けのためとか。
確かに他の街に比べてハエが少なかった気が。
シャウエンに行った際は街中だけじゃなく、是非とも街を見下ろせる場所(スペインモスク)にも足を運んでみてくださいな。
写真では伝わりにくいかもですが、本当に街全体が青いことがわかるので。
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