無人島プロジェクト2018
世界一周から帰国して、無人島プロジェクトという2泊3日のプログラムに参加してきた。
といっても昨年も同じプログラムに参加しており、今年はスタッフという立場での参加。
そして無人島から帰ってきた翌日にはまたタイ→バーレーン経由でモロッコへと旅立つというなかなかのアホなケジュール。
実質、日本にいた期間は1週間もなく、家にも帰れていないので、世界一周でのトランジットが日本というような変な感覚。
無人島に行く際の持ち物
話はそれるけど「無人島」って単語で思いつくのが、よく心理テストや、その人の性格を知るために「無人島に何か持って行くとしたら?」ってやつ。
「彼女」とか、「ドラえもんの四次元ポケット」とか、まぁ色々あると思うんですけど、実際に行ってみて思ったのは「何もいらない」ということ。
とあるネットの調査ではマッチやライターが1位になってたけど、結局は消耗品なのでいつかはなくなってしまうなと。
火をつけるのは自然にあるものでいけるし、サカナは刺身で食べたり、枝に突き刺して直火で焼いたりと食べることには困らなさそう。
その他にも水の確保方法とか、ナイフがわりに石器を作るとか、友人が持っていた新冒険手帳を読んだら本当に生きていくためのものはなんとでもなるんだなって実感。
とりあえず無人島から帰ってきてまっさきにamazonで購入。電子書籍で読めるのがいい。
無人島にいかなくても災害時や、もしものとき、ちょっとしたBBQのときなんかにも使えそうだから読んでおいて頭の片隅に知識として入れておくことをおすすめします。
ということであえて無人島に1つ持っていくものがあるとするならばこの本かな。
無人島でどんなことをしたか
あくまでも「企画」として行ってるカジュアルな無人島なので、「何も持っていかない」とか、そんな過酷なことは今回はしてません。
荷物も必要なテントとか、自炊道具とかは用意されてるようなやつです。
自分は世界一周帰りだったので、そのままの荷物で行ったけど、それでもなんとかなっちゃうレベルのもの。
新規で追加購入したのはドンキホーテで買ったシュノーケルと日焼け止めとトイレットペーパーぐらい。
準備していた釣り竿使ってサカナを釣ったり、
火を起こして釣った魚や、島にもっていった米を使ってご飯を炊いたり、
小麦粉だけを使って料理を作ったり、
みんなで海で遊んだりとそんな2泊3日。
新しい仲間、昔からの仲間
今回の無人島プロジェクトは自分が運営する旅を通した自己成長をテーマにした「タビゼミ」のメンバーも何人か参加。
気の許せる仲間とゆったりまったり時間を意識せずに過ごす時間はなにものにも変えられないもの。
20人を超えるメンバーでの無人島。
毎晩朝方までそれぞれの過去やこれからについて語り明かした。
自分の居場所を探して新しい事にチャレンジする大学生、平凡な毎日に疑問を感じ何かかわるキッカケを探している社会人、日本に留学にきている台湾人。
他にもリピーターを含めて様々な背景や参加理由を持った年代も性別も違うメンバーたちがいた。
たかだか2泊3日、されど2泊3日。
こんなに好きになれる人たちができるんだから面白い。
ちょうどペルセウス流星群が接近する日程での無人島だったため、首が痛くなるぐらい空をみんなで見上げ、疲れてきたら海辺で寝転んだり。
「あっ!」って流れ星を誰かが見つけてその方向を見ると、まだ流れているのが確認できるほどの大きく長い流れ星は初めて。
普段絶対に地面に寝転ぶようなことなんてないだろうなって女の子までゴロンと。
星空の下、火の不規則な動きを眺めながら、波の音に耳をすまし、風を肌で感じる。
どこでもできそうなことなのに、普通に都会で生活しているとなかなかできない贅沢。
きっとまた来年も行くんだろうな。
忙しい日々で忘れてしまいがちな「あたりまえ」に気づける素敵な企画。
オンラインベースの旅人コミュニティ「全日本旅人会」では常時メンバーを募集しています。もし興味がある方はリンクより詳細を見てください。