まるで軍艦島が見える糸島「野母崎町」
長崎といえば2015年に世界遺産登録された軍艦島を思い浮かべる人も多いと思います。
軍艦島の正式名称は端島と呼ばれ、上陸するためには長崎市内から観光船に乗る必要があり、天候によっては近くまでいって上陸できない、観光するには運がある程度必要な場所。
そんな軍艦島を浜辺から眺めることができる観光地が「野母崎」。天候が悪く軍艦島の上陸が難しい場合や、船が確保できず観光船に乗れない場合はドライブに切り替えて野母崎から軍艦島を眺めるのもいいかもしれませんね。
野母崎町の魅力や観光スポット
ボリューム満点、野母崎でトルコライス食べるなら「レストランだいまん」
長崎といえば「トルコライス」。長崎最西端という立地にも関わらず、遠方からだいまんのトルコライスをわざわざ食べに来るお客さんがあとを立たないほどだとか。
オーソドックスな「シンプル・トルコライス」の他に人気なため是非試してほしいのが「チキン南蛮・トルコライス」と「ハンバーグ・トルコライス」の2つ。
どちらもボリューム満点で値段も1000円以内とコスパもよくおすすめです。
レストランだいまんの前にはオオウナギの水槽があり想像しているより大きめのウナギがいます。顔ハメパネルも用意されているので、待ち時間の間に覗いてみるといいかもしれません。
| 店舗名 | レストランだいまん |
|---|---|
| 住所 | 長崎県野母崎樺島町1127-1(google map) |
| 営業時間 | 11:30-21:00(不定休) |
| 駐車場 | あり |
| 電話 | 095-893-0224 |
野母崎を堪能するなら「樺島一周クルージング」
「瀬渡し船」というと釣りが好きな人たち以外には馴染みのない言葉ですよね。
歩いて行けない沖の小島や、堤防などで釣りをしたい場合に船を出して降ろしてもらい、帰りの時間を伝えてまた迎えにきてもらえるサービスのことです。
野母崎にある瀬渡しみちしおでは、釣りをしない人たちに向けて瀬渡しのサービス以外に樺島一周クルーズを運行しているのです。
料金は2人で¥3,000。それ以降は1人増えるたびにプラス¥1,000ととても良心的な値段。
天然の洞窟になっている「白戸の穴」へのクルーズは野母崎を訪れたのであれば一度は体験していただきたいコンテンツ！
| 問い合わせ先 | 瀬渡し みちしお |
|---|---|
| 電話予約受付先 | 090-2514-8950 |
| 電話受付時間 | 5:00-20:00 |
民泊併設のお洒落空間「きまま焙煎所」
長崎最南端のカフェ、きまま焙煎所がオープンしたのは2019年4月24日。
地域おこし協力隊として東京から移住を決めた夫婦が古民家を仲間たちとセルフリノベーションした想いの詰まった空間。
店内の雰囲気もよく癒しの空間。
自家焙煎のコーヒーが美味しいのは言わずもがな、チャイやお洒落なドリンクもあります。
きまま焙煎所は「トンボロ」という名前で民泊も併設しているので、泊まりがけで遊びにいくのも面白いかもしれません。
| 店舗名 | きまま焙煎所 |
|---|---|
| 住所 | 長崎県長崎市脇岬町3630-1(google MAP) |
| 営業時間 | 13:00-夕暮れ |
1000万本のスイセンが咲き乱れる「水仙公園(野母崎総合運動公園)」
毎年１月には軍艦島が綺麗に見える高台の公園に約1,000万本の水仙の花が咲き誇ります。
訪れた時期が１月ではなかったため水仙は咲いていませんでしたが、代わりに水仙マンが咲いていました。
2020年1月の水仙まつりで生まれた野母崎の非公認キャラクター「水仙マン」は地元の人気者。
一緒に写真を撮る人や、撮影会が行われていました。
ちなみに水仙マンは「水仙マンのテーマ〜Enjoy Life〜」を出しており、レコチョクで買えます。興味のある方はチェックしてみてください。いい歌です。
| 住所 | 長崎県長崎市野母町568-1(google MAP) |
|---|---|
| 水仙マンの活動 | のもざきぐらむ |
その歴史なんと4億8千年「夫婦岩」
野母崎の古くからの観光スポットとして人気のある夫婦岩。
2つの岩は地層的に4億8千年前にできたとされており、縄がかけられた岩と岩の間に沈む夕陽は１日の観光の締め括りに最適です。
夫婦岩の前にあるバス停「以下宿」からは、夫婦岩と軍艦島のどちらも見ることができ、クルマを停めるスペースがあることから観光名所になっています。
| 名称 | 夫婦岩 |
|---|---|
| 住所 | 長崎県長崎市野母崎町(google MAP) |
野母崎の新インスタ映えスポット「cafe mohala(モハラ)」
コロナ禍で大変ななか2020年8月20日にオープンした海沿いのカフェ「cafe mohala」。
オープンテラスで軍艦島を眺めながらコーヒー以外にもハンバーガーなどの軽食、パンケーキやジェラートなどのスイーツを楽しむことできます。
特にレインボースムージーとスポンジを使って描かれたイルカの絵は映えること間違いなし。
店舗の裏にも同様にスポンジを用いて描かれた巨大なアート作品が。
この夕日の絵、普段は別の絵になっており、お店の人に言わなければ見ることのできない仕掛け付きの絵になっています。
忙しくなさそうなときにお願いしてみるといいでしょう。
| 店舗名 | cafe mohala(モハラ) |
|---|---|
| 住所 | 長崎県長崎市高浜町4169-1(google MAP) |
| 営業時間 | 11:00-20:00 |
続々と観光スポットが誕生している野母崎の魅力
ここ数年で急激にもりあがり、軍艦島が見える糸島と呼ばれるようになったのもうなずけます。
お洒落なカフェ、海沿いのドライブロード、魅力的な人たち、盛り上がる要素はたくさんありました。
他にもまだまだ伝えきれないほどの魅力がある野母崎、気になった方はこの記事をきっかけに遊びにいってみてはどうでしょうか。
