ジョージアゲストハウスオーナーおすすめの料理
かつてはグルジアと呼ばれていた国、ジョージア。
日本人の99%が行かない国としてメディアではたびたび紹介されますが、そんな場所でゲストハウスを経営しています。カカシハウスという名前で、首都のトビリシにあります。
ジョージア料理は日本人好みで、本当に美味しいものがたくさん。
それを全て紹介するのはまたの機会にして、今回は首都トビリシを訪れた際に食べてほしいものを観光目線でご紹介します。
言語はジョージア語(グルジア語)ですが、英語もかなり通じるほうです。英語表記もあわせて載せておきます。
これを食べてジョージアの旅を満喫
日本で一番有名になったジョージア料理のシュクメルリ(shkmeruli)
まず外せないのがこちら、シュクメルリ。ジョージアの言葉ではშქმერული。
2019年末から2020年の2月まで大手牛丼チェーンの松屋から発売されたことで、日本で一番有名なジョージア料理に。
鶏肉とニンニクの油煮込みです。パンをつけて食べるのが最高です。
ただし、本場ジョージアでは日本で流行ったのとは異なり、チーズもシチューの素も入っていないので別物だとお考えください。
食べた数を競え!ヒンカリ(Khinkali)
ジョージア風小籠包として紹介されることの多いヒンカリ。ジョージアの言葉では ხინკალი。
中には肉汁がたっぷりと入っており、食べ方を知らないと大惨事になります。
上の部分は持つところとして認識されており、食べずにお皿に残しておき、ジョージア人たちはそのヘタの数で自分がどれだけヒンカリを食べたかを競います。
肉マンや小籠包とはまた違った味わいがあり、食べるのにエンターテイメント性があるのでオススメです。
なおカカシハウスではジョージアに来た際に、ヒンカリ含むジョージア料理の手作り体験をご紹介できるので、興味のある方はご一報ください。
見た目以上にボディにくるアジャルリハチャプリ(Adjaruli Khachapuri)
見た目インパクト重視のアジャルリハチャプリ。または、アジャリアハチャプリとも。აჭარის ხაჭაპური。
開いたパンの上に、チーズが敷き詰められ、その上に生卵とバターが乗っています。
そもそも「ハチャプリ」はジョージアでのチーズパン全般を指します。
また、アジャルリはアジャルリ地方のということなので、アジャルリハチャプリはアジャルリ地方のチーズパンということになります。
ハチャプリシリーズには、ピザのような形のイメルリハチャプリ、それにさらにチーズをかけたメグルリハチャプリ。複数の層にチーズを挟んだアチュマハチャプリ、ゆで卵が中にはいったグルリハチャプリ、じゃが芋いりのオスリハチャプリなど色んな種類が。
こちらについてはまた別の機会にご紹介します。
ジョージア式のBBQ、ムツヴァディ(Georgia Mtsvadi)
食べてみないと伝わらない上に、お店ではなかなか食べれない逸品がこちらのジョージアンBBQ。ジョージア語の表記はმწვადი。
お店で食べれたとしても本格的に外で食べるのとではやはり違うので、是非ともBBQスタイルで外で食べてほしい料理。
ワイン用に収穫したぶどうの枝を薪がわりにして、じっくり低温で焼き上げます。
カヘティ産の豚肉であればベスト。
カカシハウスでも年越し等のイベント時や、不定期でお祝いごとがある際に現地ジョージア人を招いて開催することがあります。
ジョージア人たちの生活に欠かせないプリ(puri)
ハチャプリはチーズパンだと紹介しましたが、今回紹介するのはプリ。現地ジョージア語表記ではთონე。
ハチャがチーズという意味なので、プリはそのままパンという意味です。
伝統的なパンで食卓には必ずあるものだそうで、ジョージアの街中では本当にこのパン屋をよく見かけます。
大きくて袋に入らないぐらいなのでいつも手持ち、この大きさで40円しない程度です。
窯に張り付けて焼く方法も見応えあるので、是非少しお店の中を覗かせてみてもらってください。
現地在住者に超人気のシャウルマ(shaurma)
ジョージア料理ではなくトルコ発の料理ですが地元の人にも、訪れた日本人たちにも大人気なのがシャウルマ。შაურმა。
要はケバブなんですが、日本でお馴染みのケバブとは違うので是非試してみてほしいです。
中には肉のほかに野菜やソースがたっぷりはいっています。ハラペーニョのようなものが入っているので辛いのが苦手な人は気をつけてください。
さすがはワイン発祥の国「ワインアイス」
最後にご紹介するのがワインの国ジョージアらしいこちらのワインソフトクリーム。
8,000年の歴史があるワイン発祥の国ジョージア。観光地、特に旧市街(オールドトビリシ)あたりでよく見かけるこのアイスを見かけます。
予想以上にワインの味が楽しめるので、ワイン好きの人は必須で食べてみてください。